2日目:6月21日(月)
お宿から細い道を車で15分ほどあがり、そこから少し山道をあがった場所に宮床湿原があります。朝の撮影は自由参加で、湿原撮影を行いました。9人乗りの車しか上がれない道なので、4:00〜の時間差で湿原に上がります。この日は本当に焼けるような朝焼けが空に広がり、湿原へ上がらなかった方も、時間差で遅く出発した方も、お宿からカメラを構えて一瞬の変わり行く空のグラデーションに魅せられながらシャッターを切りました。
(C)YOUICHIROUYAMASHITA
▲宮床湿原 朝焼け
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▲宮床湿原
宮床湿原では朝露に濡れたワタスゲを始め、トキソウ、サワラン、ミミカキソウ、コケモモ、モウセンゴケなど湿原の小さなかわいらしい植物がたくさん広がっていましたので木道にへばりつきながら、マクロ撮影をメインに撮影をしました。草の間に朝露がちょうど涙のようにぶら下がっているそんな一瞬の輝きを見つけては幸せな気分になりながら朝の撮影の時間を過ごしました。
宮床湿原までの道もスキー場を越えていくヒメサユリの群生地なので移動途中もシャッターチャンスを見つけては車を止めながら、美しい光景を見逃すまいとシャッターを切る皆さんの情熱は本当に熱いものでした。ちょうど朝もやが水墨画のように山を包む風景にも出会うことが出来ました。
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▲スキー場より
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▲高清水自然公園
朝食後、メインのヒメサユリの群生地「高清水自然公園」へ。
朝一番なので混雑もなく、撮影に没頭できます。一面にはヒメサユリの仄かな甘い香りが広がり、花の開花具合もちょうどぴったりのピンク色の愛らしい花が一面に咲き誇る風景は癒しの幸せのやさしい世界の中に迷い込んだかのようです。市村さんの「美人(美しい花)を見つけて撮るのがいい写真になる秘訣」というお話を受けて、たくさんあるひとつひとつの花をじっくりと見ながら、2時間半あまりたっぷりと撮影しました。風が吹いていましたのでぶれないよう、タイミングを計りながら、またアマドコロやギンリョウソウなど、ヒメサユリ以外の被写体にも目を向けながら撮影に没頭しました。
お弁当をバスの中で食べながら、舘岩村へ移動のバスの中で急に雨が降ってきてしましました。梅雨時であるかを忘れさせてくれる朝の青空が嘘のようです。
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▲蛇滝 川床
蛇滝へ到着しても雨はやみませんでしたが、名前の由来になった蛇の鱗のような川床と滝のコンビネーションをいろいろな角度から撮影しました。雨でも雨なりの風景を写しこむ皆さんの気迫には本当にいつも頭が下がります。撮影後は一路、東京へ。台風も近づいてきていて風も強くなっていましたが、撮影のときはほぼお天気に恵まれ、いい風景にたくさん出会うことが出来て、本当に楽しい2日間でした。
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■講評会■
7月13日(火)18:00〜20:30 アイデム新宿御苑ビル3階 会議室にて
お1人6点の写真やプリント、スケッチを持ち寄っての講評会。
ヒメサユリでも薄いピンクのやさしさを全面に出した作品もあれば、逆に濃いピンクのヒメサユリを狙って花のダイナミックさを出したもの、また蕾と花の対比でしっとりとしたおとなしい感じで全体をまとめたものなどいろいろな作品が出揃いました。
湿原の小さな植物達もいろんな表情をみせ、たとえばワタスゲの風になびく姿や、周辺の木などとの対比、葉っぱが木の幹に移る影を狙ったもの、またカラー写真だけではなく白黒で撮られた作品など個性豊かでした。夕焼けや朝焼け、朝もやの幻想的な風景や滝の迫力溢れる風景も見ごたえがありました。
そんな中、「花は奇数で撮った方がまとまりがつきやすい」「連山を撮る時は端の山並の処理を山の下がったところで切ったほうがバランスがいい」「写真にあう被写体は写真の中に物語性を生む被写体を選ぶ選択眼にある」「マイナス補正やプラス補正が必要なケース」などいろいろアドバイスもいただきながら、撮影旅行を振り返り、写真談義も盛り上がりました。
(記:添乗員 金野 智春)
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