ツアー2003
報告

(C)YOUICHIROU YAMASHITA
今回のコースは上高地や乗鞍高原の標高1500メートルから畳平の2703メートルまで、標高差とともに紅葉差も楽しめる紅葉おすすめコース。今年はちょっと長野周辺は紅葉が遅いとのことですが、青空の下、朝陽も夕陽も期待できる畳平の山小屋滞在にも期待しながらの出発です。  

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▲一之瀬
■1日目:10月5日(日)
 新宿駅西口を出発し、「お天気過ぎて、雲が欲しいなあ」なんて撮影視点での声も聞かれるほど空は一面真っ青、そして皆さんの和やかな話でぽかぽか気持ちの良い時間を過ごしながら、バスは乗鞍高原へ。まずは「BELL鈴蘭小屋」での長野の手打ちそばと山菜、手作りヨーグルトなどで腹ごしらえしました。 その後、最初は乗鞍高原、一之瀬園地で撮影へ。湿原のススキや枯れ植物と始まった周辺の紅葉、そして流れる川沿いの風景、そしてやっと姿を見せてくれた湧き上がる雲を追いかけてシャッターを切ります。普段は雲や霧などがあがってきてしまい姿が遠くからはなかなか拝めない乗鞍の山々も今日は雪渓まで本当にくっきり見えていたので、近くに遠くにみなさんあちこち見渡しながらベストショットを切り取ります。雲を追いかけていったら違う場所に行ってしまったなんていうハプニングもありましたが、それもまたフォトツアーならでは。撮りたい写真がとことん撮れるならそんなことは問題なしです。

マイカー規制のためバスの運行時間や方向の規制もあり、路線バスに乗り換えて乗鞍エコーラインを上ります。ちょうど紅葉はこのエコーラインの途中まで下りてきていたので「位ヶ原」のバス停で途中下車。位ヶ原の小屋の上と下の道沿いを歩きながら、 赤・黄・緑の木々の色や白樺や松の幹の色、山の稜線と光と影、空の青・雲の白と様々な自然色のコントラストや道端に咲く母子草などの野草などまさに秋景色をファインダーに収めます。
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▲一之瀬
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▲乗鞍

1時間ちかく撮影の後、また路線バスに乗って乗鞍の長野県側からと平湯の岐阜側がぶつかる道路最高到達点の畳平へ。夕陽の撮影に備えて、山の上から夕陽を眺める組は魔王岳(2763メートル)へ、そして山並みを両側に眺められるポイント「桔梗が原」組、また山小屋近くのポイントからV字に沈む夕陽を待つ組などそれぞれの目的と体力にあわせて撮影に向かいます。青空の上空に漂う秋の鱗雲と下から湧き上がってくる新しい雲、そしてそれに映える刻々と変化する夕陽の光は、まさに自然の織り成す光のマジックです。それぞれの感性とシャッタースピードで見事な作品が数多く生まれました。
 夜は山小屋「銀嶺山荘」でのひととき。標高が高いので気温も外は0度以下になっていましたが、あたたかい鍋や焼き物で体を暖めながら、写真談義で交友を深めました。


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