(C)YOUICHIROU YAMASHITA
 
 昨年夏にオープンしたフォトギャラリー「シリウス」のチーフディレクターの写真家、山下洋一郎氏とご一緒する、自然を愛し写真が大好きな皆様のための写真三昧ツアーの第1回目《春色を愛でる》を無事開催することができました。今回は山下氏だけでなく特別アドバイザーとして写真家市村陽二氏も同行してくださり、絶妙なお二人のコンビは場を和やかにし、またさまざまなお話や写真アドバイスは旅の楽しみを大きく膨らませてくださいました。
思いがけなく早い春の訪れに、当初予定していたコースを変更しながらも、当日の一番の見頃、撮りごろの地へ出発した参加者30名の皆さんは、当日どんな春色に出会うことができたのでしょうか?
 
▲鶴ヶ城周辺
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▲鶴ヶ城周辺
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■1日目:4月14日(日)
 07:30 新宿西口を出発しバスは東北道を走ってまずは会津へ向かいました。バスの中で自己紹介をし、少しずつ皆さんうちとけながら、写真の時間をできるだけ長く取りたいという思いが一致し、昼食は車窓の桜を見ながらのお花見弁当となりました。お腹も膨らみ桜への楽しみも高まります。
 そして鶴ヶ城周辺の桜はまさに満開!バスを降り、まずはお堀の桜から皆さん思い思いに撮影していきました。カメラを持つとますますやさしい眼差しになって桜を見つめる方、真剣な顔つきでシャッターポイントを見つける方などなどそれぞれのスタイルで、水面に浮かぶ花びらを狙ったり、お堀の石垣とのコントラストを撮影したりと撮る視点は様々です。だんだんと天守閣の方へ足を進ませながら、「お城と桜」という定番に挑んだり、ソメイヨシノだけでなく八重桜や芝生や庭の緑との出会いを楽しんだりとあっという間に2時間が過ぎました。
 
   少しバスに揺られ、今度は白虎隊で有名な飯盛山へ。長い石段を登り(併設の電動スロープもあります)頂上では安曇野の道祖神のような石碑を拝んだりして、しっとりとした気分で緩やかな坂道を下っていきます。途中、一度も同じ道を通ることなくお堂内をめぐることのできる不思議な「さざえ堂」の味わいのあるお堂を撮影したりアズマイチゲのようなかわいらしい白い花の群落に出会ったり、また山の斜面に立ち上がる太夫桜をどう写そうか思案したりしながら撮影しました。
撮影中の参加者の皆さん
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▲飯盛山
▲石部桜
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▲石部桜
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 また少し移動して、今度は会津五大桜のひとつの石部桜へ。田んぼに囲まれた中に1本ポツンと立つ桜ですがその存在感は大きく、樹齢600年の貫禄のある幹、、またその8本の幹の間のコケの織り成すひとつの小宇宙や全体のバランスのとれた枝ぶりなど満開のその姿にまた夢中になって撮影しました。全体がよく見渡せるポイントでは皆さんが集いそれぞれの三脚を立てて名カメラマンぶりを発揮していました。
 そして今回のお宿に近い裏磐梯へバスを進め、小野川湖の湖畔で夕日を待ちした。雲が多く、残念ながら夕日は拝めませんでしたが、カメラテクニックを駆使して素敵な夕暮れの湖面を撮影していた方もいらっしゃいました。  お宿は小野川湖畔の高原荘。夕食の後は、今日の皆さんの撮影の話を持ち寄り、山下氏や市村氏にアドバイスをいただきました。フィルムの特質を生かす質問などから「写真とは感性」という写真に対する姿勢などまでいろいろなお話がでました。
 
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