(C)YOUICHIROU YAMASHITA
 梅雨入りの心配されるこの季節。そんな心配もよそに、晴れ男晴れ女パワーを持つ参加者のみなさんに恵まれ、地元の方がこんなに眺望のいい日は珍しいというほどのお天気にも恵まれた2日間でした。前回同様、アイデムフォトギャラリー「シリウス」のチーフディレクターの写真家・山下洋一郎氏と自然写真家の市村陽二氏のお二人とご一緒に15名の参加者の皆様は意気揚々出発です。  
▲イモリ池
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▲イモリ池
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■1日目:平成14年6月9日(日)
 新宿西口を7:30に出発。関越道・上信越道を通って進むバスの中では自己紹介タイムがあったり、群馬の個性的な上州山々の眺めや浅間山の噴煙など見晴らしのよい車窓からの風景を楽しみながら一路、妙高高原へ。今回は写真好きの皆様に加え、スケッチを描かれる参加者の方もいらっしゃるとのことでまた一層豊かな感性のひしめく素敵な旅となる予感がします。まずは腹ごしらえと妙高高原の「ロッジ関根」へ。愛情たっぷりの昼食の後、妙高高原のビジターセンターのあるイモリ池に向かいます。残雪の残る妙高山と青空、そしてまだ新緑のみずみずしさを残す池の周りの植物との爽やかなコントラストはすがすがしい初夏の雰囲気です。池には、生まれたばかりで蓮の葉の上を滑りながらも一生懸命お母さんを追いかけるコガモたちや上品なピンク色の蓮の花など、写真ポイントはいっぱいで、ゆっくり一周しても15〜20分くらいの池の周りを、1時間くらいかけてのんびり撮影を楽しみました。
 
細い山道をバスで登って次に向かったのは、笹ヶ峰牧場。草原にたくさん咲くキンポウゲの撮影はみなさん寝転んでの撮影。ツヤツヤ黄色のキンポウゲのかわいらしさを様々な角度からそしてマクロのレンズを駆使して工夫されていました。また牧場横から続く遊歩道のなかには寝曲がりの白樺や紫やピンクの高原植物、道の切れ間からのぞく残雪の妙高連峰とそれぞれの感性をくすぐる素材がいっぱいです。妙高の白樺はとても白がきれいで樹皮の傷やはがれもあまりなく艶のある美しい姿でした。トチやアズキナシなど草原に立つ木の白い花もありました。そしてお次はさらにバスで山道をあがり、乙見湖へ。こちらでは、笹ヶ峰ダムの上に広がる山中の夢見平遊歩道にあがる健脚の市村氏組と平坦な林間遊歩道をいくゆったりの山下氏組の2つに分かれ、撮影しました。
撮影中の参加者の皆さん
草原に咲くキンポウゲ 健脚組は、山の中にひっそりと姿をみせる可憐なラショウモンカズラやクリンソウ、カエルの卵などまだ春の趣き残す自然の姿やがんばって登った甲斐のある高いところならではの山々の眺望を楽しみました。一方、ゆったり組は、途中のちいさな滝やキンポウゲと山々の絶妙なポイントを見つけ、ご満悦の様子でした。
▲笹ヶ峰牧場
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▲笹ヶ峰牧場
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日も暮れてきたので今日のお宿、戸隠の宿坊旅館「大西」へ。夕食は山菜をメインにしたお料理で地元ならではの味。モミジガサのおひたしやコシアブラの天ぷら、たけのこ汁など山の幸の食感や山にある時と揚げた時の色合いの変化などみなさんの観察眼はお食事時でも光っていました。本来はお食事の後は、写真談義なのですが、今回はサッカーワールドカップの「日本対ロシア戦」がある特別な夜だったので日本を応援することになりました。臨機応変なのがこのシリウスフォトツアーの魅力でもあります。そして、その応援のおかげか、日本勝利!! 戸隠での夜はまたも忘れられないものとなりました。日本万歳!!  
撮影中の参加者の皆さん
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